
\この記事だけで、プラグインの設定が簡単にできます!/
この記事では、プラグインについて解説しています。
まず最初に、Cocoonには、不要なプラグインについて解説し、次に必要なプラグインとあったら便利なプラグインと続けて解説しています。
あったら便利なプラグインは、余力があれば同時にインストールから設定を行って下さいね。
- step1無料ブログ VS WordPressブログ
- step2Gmailアカウント開設
- step3レンタルサーバー(エックスサーバー)開設
- Step4独自ドメイン取得
- Step5サーバーとドメインの紐づけ
- Step6WordPressのインストール
- Step7WordPressテーマ「Cocoon」のインストール
- Step8WordPress初めにやっておきたい設定
- Step9必要なプラグインの設定 ←今この記事です!
- step10最初に作っておきたい3つの固定ページ
- step11メニューとサイドバーの設定
- step12Cocoonの初期設定
プラグインの導入
いよいよここでは、Cocoonに導入するプラグインの解説をしていきますね。
Cocoonには、テーマの機能としてさまざまなものが既に設定されていますので、同様のプラグインを入れる必要はありません。
そこでCocoonには不要なプラグインをまずお知らせしておきますね。
不要な6つのプラグイン
- All in One SEO Pack: SEO設定
- Classic Editor: WordPressの旧エディタ―が使用できる
- PS Auto Sitemap: サイトマップ作成
- Table of Contents Plus: 目次機能
- WordPress Related Posts:関連記事の表示
- WordPress Popular Posts:人気記事一覧
おススメするプラグイン
- WP Multibyte Patch: WordPress日本語バージョン文字化け防止
- Contact Form7:お問いあわせフォームを作成する
- WP Fastest Cache:キャッシュの使用でブログ速度をアップさせる
- XML Sitemaps:クローラ―の巡回を促すサイトマップを作成
- Invisible reCAPTCHA:海外在住者におススメのセキュリティー対策
あると便利なプラグイン
- Imagify Optimizer:画像を自動で圧縮してくれる
- WP Revisions Control:リビジョンを削除
- Websub/PubSubHubbub:新記事のURLを検索エンジンに素早く認識させ、インデックスさせる効果
- Broken Link Checker:リンクエラー、画像エラ―を報告してくれます
プラグインを導入する時に気を付けたいこと
プラグインはとても便利なものですが、大量のプラグインはサイトの速度を落とす原因にもなりかねませんので、注意が必要です。
また、導入する時は、必ず「✓使用中のWPバージョン互換性あり」となっているものを選んでください。
互換性未検証のプラグインを使用して問題が発生してしまう場合もあります。
それではここから、順番にインストールから設定方法まで解説していきますね。
プラグイン設定方法
プラグイン検索には共通の作業があります。まずこの名前と作業手順をしっかりと覚えて下さい。
①「ダッシュボード」→「プラグイン」→「新規追加」をクリックします。
➁「プラグイン検索」:プラグインの検索窓にインストールしたいプラグインの名前を記入します。
③「今すぐインストール」ボタンをクリック
④「有効化」ボタンをクリック
⑤ 詳細な設定が必要なものは、設定を行います。
1. WP Multibyte Patch
① 「ダッシュボード」→「プラグイン」→「新規追加」をクリックします。
➁ 検索窓に「WP Multibyte Patch」と入力
③ 今すぐインストール」をクリックし「有効化」をクリックします。
これでWP Multibyte Patch は完了です。
2. Contact Form 7
① 「ダッシュボード」→「プラグイン」→「新規追加」をクリックします。
➁ 検索窓に「Contact Form 7 」と入力
③「今すぐインストール」をクリックし「有効化」をクリックします。


今回この記事でご紹介するのは、デフォルト設定のシンプルなお問いあわせフォームとなります。
コンタクトフォームの作成
①「ダッシュボード」「お問いあわせ」「コンタクトフォーム」「新規追加」をクリックします。

➁ 下の画像の様なフォームが表示されます。

ここで編集をしていきますが、今回はデフォルトのままなので、何もしません。
「保存」ボタンを押して下さい。
③ メールの設定
メールの設定では、お問い合わせがあった時に受信するメールの内容を選定できます。

- 「送信先」:お問いあわせが来た時に受信するメールアドレス
- 「送信元」:あなたのサイトタイトル
- 「題名」:あなたのサイトタイトルとお問いあわせメールの件名
- 「追加ヘッダー」:受信するメールアドレスとは別のメールアドレスの追加ができる
- 「メッセージ本文」:受け取るメール内容
上記の表記は、私のサイトに表示されている物と異なる場合があります。
このままだとあなたに届いたメールの内容がそのまま送信者に返送されます。
ちょっと味気ない感じがしますよね?
そこでメール(2)を使用(緑で囲んである部分)使って、自動返信メールを作成していきます。 自動返信メールの設定は、⑤で解説していきますね
④ メッセージの設定
お問いあわせフォームの送信後やエラーに対して表示されるメッセージを変更する事が可能です。これは、読者さんがあなたにメッセージを送った直後にサイトに表示されるメッセージです。返信メッセージではありません。
例えば、デフォルト設定でメッセージが正常に送信された場合表示されるメッセージは、「ありがとうございます。メッセージは送信されました。」となっています。変更する場合は、直接この部分にあなたのことばで、書き込んで下さい。

⑤自動返信メールの設定
初期設定の場合、お問いあわせに来たメールがそのまま返信されます。
先程も言いましたが、これだとかなり事務的な印象ですので、何かメッセージや返信にかかる日数などを記載してメールを返信する方がより良い印象を読者さんにもってもらえると思います。そこでメール(2)を使用して温かみのある返信メールの設定をしていきましょう。

送信先 | 相手のメールアドレス |
送信元 | あなたのブログタイトルとあなたのメールアドレス あなたの名前とメールアドレスに変更も可能です。 |
題名 | あなたのブログタイトルと相手のメールの件名 これはちょっと不自然な感じがしませんか? 私は、「お問いあわせありがとうございます」に変更しています。 |
追加ヘッダ ー | デフォルトではあなたのサイトで使用しているメールアドレが返信先になっていますが、 別のアドレスを追加したい場合は、ここにそのアドレスを記載して下さい。 |
メッセージ 本文 | 以下のサンプルをご参照下さい。 |
[your-name]さま
このたびはお問い合わせありがとうございました。折り返しご連絡させていただきますが、数日お時間を頂戴する場合がございま事を何卒ご了承くださいませ m(_ _)m
—————————————————————————
以下の内容でメールを受け付けました。
—————————————————————————
■ お名前 [your-name]
■ メールアドレス [your-email]
■ 件名 [your-subject]
■ お問いあわせ内容
[your-message]
————————————————————————–
このメールは、[_site_title]([_site_url]) のお問いあわせフォームから送信されました。
最後に「保存」ボタンをクリックしてください。
尚、[your-name] [your-email] [your-subject] [your-message]等のタグは、Contact Form 7 メールタグ内に記載されています。
これでContact Form7の基本設定は終了しました。お疲れさまでした。
ここからは、お問いあわせページを固定ページで作成する手順を解説しますね。
フォームを作成しただけでは、読者さんがあなたにメッセージを送ることはできません。
お問いあわせページの作成
① 「ダッシュボード」「固定ページ」「新規作成」をクリックします。

➁ 「タイトルを追加」にはお問いあわせなど分かりやすい名前を記入します。
任意メッセージ」:タイトルを入れた後「+」をクリックして「段落」を選択し、「どんな些細な事でもお気軽にお問い合わせください!」「お便りお待ちしております!」などのコメントを入れても良いと思います。
③ 画面右側に「+」のマークがありますので、ここをクリックします。

④「Contact Form7」のアイコンをクリックします。

⑤ 「コンタクトフォームを選択」します。
今回は作成したコンタクトフォームは1つだけなので、「コンタクトフォーム
1」を確認して下書き保存をクリックします。複数作成した場合は、vでプルダ
ウンしてフォームを選択します。

⑥ 内容を確認します。
「下書き保存」をした後で、「プレビュー」ボタンをクリックします。

こんな感じのお問いあわせフォームがデフォルトで作成できます。

3. WP Fastest Cache
① 「ダッシュボード」「プラグイン」「新規追加」をクリックします。
➁ 検索窓にWP Fastest Cache 」と入力します。
③「今すぐインストール」をクリック「有効化」をクリックします。


「基本設定」から設定していきましょう。
① 言語の変更
最初に言語を「日本語」にし、「変更を保存」ボタンをクリックします。これで全て日本語で表示されますので、理解もしやすいかと思います。
③ チェックを入れる項目リストは以下の6つです。
- キャッシュ
- ログインユーザー
- モバイル
- 新規投稿
- Update Post
- ブラウザキャッシュ
以下の用に設定してください。

「注意」圧縮関連は他のプラグインで実装されている場合があり、競合すると問題が生じてしまいますので、ここではチェックマークを入れないでください。
各項目の簡単な解説
キャッシュ: WP Fastest Cache全体の機能を有効化する設定となります。
ログインユーザー: 常に最新の状態を確認する必要があるので、必ずチェックを入れます。
モバイル: パソコンでアクセスしたユーザーには、PC版キャッシュを、スマホでアクセスしたユーザーには、スマホ版のキャッシュを使うための設定となります。
新規投稿: 新規投稿した時に、古いキャッシュを削除します。
Update Post: 記事を更新した時に、古いキャッシュを削除します。
ブラウザキャッシュ:ユーザーのブラウザにもキャッシュを生成します。
ここまでの設定で完了となります。
4. XML Sitemaps
① 「ダッシュボード」「プラグイン」「新規追加」をクリックします。
➁ 検索窓に「XML Sitemaps」を入力します。
③「今すぐインストール」クリック「有効化」をクリックします。
*2022年4月現在、一時的非公開となっていて、ダウンロードが出来ない状態です。XML Sitemapsの設定解説の後、代替えになるプラグインをご紹介します。
また使える日が来るかもしれない~と希望を持ち、XML Sitemapsの設定手順は残しておきますね。
④「ダッシュボード」「設定」「XML Sitemaps」をクリックします。
画面にはこの様に表示されますので、「設定」をクリックします。
⑤ 基本的な設定をしていきます。
下記の3点に✓マークを入れます。
- Bing
- 仮想robot.txtファイルに追加
「注意」HTML形式でのサイトマップを含める
ここに✓を入れると、Googleサーチサーチコンソールのカバレッジエラーが出る場合がありますので、私はココのチェックをはずしています。
実際にGoogleサーチコンソールからこのようなメッセージがありました。
✓を入れる事を推奨している人もいますので、ここはあなたご自身の判断で✓を入れるか否かをお決めいただけたらと思います。
⑥ 投稿の優先優位
「優先優位を自動に計算しない」にチェックを入れます。
次にサイトマップの表示設定(クロール最適化の施策)に移ります。
以下の4項目に✓をいれます。
- ホームページ
- 投稿(個別記事)を含む
- カテゴリーページを含める
- 最終更新時刻を含める
検索エンジンに不要なページは見に行かないよう促す事ができるのでクロールの最適化が実現し、結果的にSEO対策につながります。
⑦ 含めないカテゴリーの選択
検索エンジンにこれはクロースしなくて良いですよ!と言うお知らせになります。カテゴリ―の中に「未分類」があれば、☑してください。
「投稿 (個別記事) を含めない」にはURLを入力しても反映されません。
ID入力が必要となります。
「ダッシュボード」「投稿一覧」から「ID」を見つけることができますので、必要な場合は、こちらからIDをコピぺしてください。
⑧ 更新頻度の設定
このまま同じ様に設定しておくと、クロールの最適化が図れるようになります。
⑨ 優先順位の選定
優先順位は、1.0(非常に重要)から0.1(ほとんど重要ではない)の範囲で指定する事が可能です。設定終了後は、「設定を更新」ボタンをクリックします。
この設定は、バズ部 Google XML Sitemapsの設定方法を参考にしました。
それでは XML Sitemapsの代わりとして「XML Sitemap&Google New」の設定方法と「Google XML Sitemap Generator」の設定方法を解説していきますので、ご自身のサイトにはどちらを使うか?お決めいただければと思います。
それでは、先ず最初に「XML Sitemap & Google New」から解説していきますね。
XML Sitemap&Google News
こちらも検索エンジンにサイトマップを通知するプラグインとなります。
①「ダッシュボード」「プラグイン」「新規追加」をクリックします。
➁ 検索窓に「XML Sitemap&Google New」と入力します。
③ 「今すぐインストールボタ」ンをクリックし、「有効化」ボタンをクリックします。


④ 「ダッシュボード」「設定」「表示設定」をクリックします。
- 検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする⇒チェックが入っていたら外してください。
- XMLサイトマップインデックス⇒チェックを入れます。
「変更を保存」ボタンをクリックします。

「robots.txtの追加ルール」はそのまま何せず、デフォルトのままにしておいてください。
⑤ 投稿設定
この画面で確認しておきたいのは、Pingサービスです。Google だけでなくBingtoYahooも追加されていると思います。

⑥「投稿タイプ」の設定
「ダッシュボート」「設定」「XMLサイトマップ」をクリックすると以下のページが開きます。
「投稿タイプ」のタブを開きます。

以下の用語の解説をしておきますので、ご参照下さい。
投稿を含める | 投稿ページをサイトマップに含め⇒チェックをいれたまま |
固定ページを含める | 固定ぺーいをサイトマップに含める⇒チェックをいれたまま |
分割(投稿のみ) | 投稿頻度が高い場合は、「月」単位に変更 |
優先度 | クロール優先度⇒重要な場合は数字をあげて下さい。 |
優先度を自動計算する | 記事の古さやコメント数で自動計算されます。サイトが重くなる危険があるのでオフのままにしておいてください。 |
新規コメント毎に最新変更日を更新する | ⇒コメントが多いサイトの場合は、チェックを入れておいてください。 |
Imagetagu を付与 | URLに付与する画像ファイル⇒人によって意見が異なるので、どちらが正解なのかは 暫く様子を見て判断したいと思います。 |
⑦「タクソノミー」の設定
「タクソノミー」タブを開きます。

以下の用語の解説をしていますので、ご参照下さい。
タクソノミーを含める | チェックを入れて下さい。 |
優先度 | 0.5以上に設定してください |
優先度を自動計算する | 投稿数で自動計算します。こちらはチェックを入れてもいれなくても 何方でも大丈夫です。 |
Maximum tems per sitemap | サイトマップの分割サイズ⇒デフォルトのままにしておきました。 |
Limit to these taxonomies | 全て表示する場合は、チェックは入れず、空欄のままで大丈夫です。 |
⑧「Authors」設定
著者アーカイブ(author ページ)は、不使用の場合は、オフにしサイトマップには含めないように設定します。

用語の解説をしていますので、ご参照下さい。
著者ページを含める | 著者アーカイブを含める⇒通常はオフにします。 |
優先度 | 何もせずこのままで大丈夫です |
Maximum authors per sitemap | サイトマップの分割サイズ⇒このままで大丈夫です。 |
⑩ 高度な設定
デフォルトの設定のままで大丈夫です。

XML SitemapのURL | サイトマップのファイル名⇒デフォルトのままで大丈夫です。 |
外部のWebぺージ | 別途WordPressで作成したサイトをページ単位で追加 |
外部のXML Sitemap | 別途WordPress作成したサイト全体を追加 |
以上で「XML Sitemap & Google New」の設定は終了となります。つづいて、Google searchコンソール側での設定を解説していきますね。
Google サーチコンソール登録方法を初心者向けに解説
Google Search Consoleと接続
① Googleサーチコンソールにアクセスします。
➁ 画面左側のメニューからサイトマップをクリックします。
③ 新しいサイトマップの追加に先ほど「XML Sitemap & Google News」で取得したアドレスを記入します。サイトはURLは「高度な設定」の中にXML Sitemap のURLに記載されています。
例)https://○○〇xxx.com/sitemap.xml
④ サイトマップには、以下の3つを登録します。
- sitemap.xml ⇒ 作成されるXMLサイトマップ
- sitemap.xml.gz ⇒ 圧縮されたXMLサイトマップ
- feed ⇒ RSS フィード
入力先と方法:新しいサイトマップの追加 - https://〇〇xx.com/sitemap.xml + 送信ボタンをクリックします。
- https://〇〇xx.com/sitemap.xml.gz + 送信ボタンをクリックします。
- https://〇〇xx.com/feed + 送信ボタンをクリックします。
「成功しました」のメッセージが表示されたらOKです。

XMLサイトマップの確認方法
あなたのサイトのXMLサイトマップにアクセスしてください。
例)https://〇〇xx.com/sitemap.xmlと入力し、結果が表示されたらOKです。
これでXML Sitemap & Google Newsの解説は終了です。つづきまして、「Google XML Sitemap Generator」について解説していきますね。
Google XML Sitemap Generator
こちらのプラグインは、XML Sitemapにより近い設定が出来るように思います。ですが、2022年5月の時点でサイトは英語版だけのようです。これがちょっとネックかな?と思いますが、書いてある内容は簡単なことなので、設定もそれほど大変ではないと思います。
①「ダッシュボード」「プラグイン」「新規追加」をクリックします。
➁ 検索窓に「XML Sitemap Generator」と入力します。
③「今すぐインストールする」ボタンをクリックし、「有効化」ボタンをクリックします。


④ XML Sitemap Generator設定方法
ここではアップデートや何かお知らせがあった時の為に、emailアドレスを聞いています。

- 以下の設定を使用し、サイトマップのURLを変更できます。
- 無効にする場合は、空欄にしてください。
- 他のプラグインと競合する恐れがあるため、注意が必要です。
- ファイル名はスラッシュ「/」は使用せず、ドット「.」のみを使用して下さい。

一般設定
ニュースサイトマップ:●無効 〇投稿 〇選択したタグ/カテゴリー
ニュースサイトを運営している方は、この設定をしておくとサイト内のニュース記事が最大2日間で表示されるようになります。
ですが、ニュースサイトマップを作成する前にサイトをGoogle ニュースに登録する必要があります。登録していない場合は、Google パブリッシャー センターでニュースインデックスのリクエストを送ってください。
□ サイトマップで画像を有効にする
□ 毎日自動的にGoogle/Bing (MSNとYahoo)にpingを実施します。
□ 最新のページを追加/RSSフィードをヘッドタグに投稿します。
□ サイトマップのURLを仮robots.txtファイルに追加します。
□ 基本的な仕様統計をサイト改善のために使用する事を許可して下さい。

このページでサイトマップの設定を行います。
アップデート/作成 変更日/最近の更新日
サイトマップの項目(ホームページ・カテゴリー・投稿等)の設定は上書きすることができます。

以上で XML Sitemap Generatorの設定は完了しました。
あれだけ人気の高かったプラグインが導入できない今、今回ご紹介したこちらの2つのプラグインのいずれかをお選びいただく事になるようです。
5. reCAPTCHA
実は、海外在住でWordPressを運営している私には、ある悩みがありました。
それはお問合わせフォームに毎日届く海外からのスパムメールの数!
大量に届くメールの中から、読者さんのメールを探す苦労!これかなり時間のロスでした。
以前は別のプラグインを入れていましたが、スパムメールの数は全く変わりませんでした。そこでスパムメール対策として導入したのが、Invisible reCAPTCHA となります。
X-Server の設定で海外からWordPressが使用できるように設定したのを覚えていますか?
そうなんですドメイン、自分が海外からWordPressを使えるようにすると、同時に海外IPアドレスからもお問いあわせらメールを送る事ができてしまいます。
① reCAPTCHAの公式サイトへアクセスします。
Google アカウント(gmail アカウント)でreCAPTCHAへログインします。
➁ あなたのブログ・サイト情報を登録します。

ラベル | あなたのブログURLまたはブログタイトルを入力します。 |
reCAPTCHA タイプ | v3を選択します。 |
ドメイン | あなたのブログのドメインを記入します。 httpsとwwwは不要です。→ 〇〇〇.comのみ記載して下さい)。 |
オーナー | Google アカウント用gmailアドレスを記入します。 |
reCAPTCHAの利用条件 | に同意するに✓を入れます。 |
アラート(警告) | アラートをオーナーに送信に✓をいれます |
全ての設定が終了したら、「送信」ボタンをクリックします。
③ reCAPCHAのキーが表示されます。
サイトキーとシークレットキーが記載された画面が表示されますので、このページはそのまま、閉じないでください。

④ Invisible reCAPTCHA for WordPressをインストールします。
④-1「ダッシュボード」「プラグイン」「新規追加」をクリックします。
④-2 検索窓に「Invisible reCAPTCHA for WordPress」を入力します。
④-3「今すぐインストール」をクリック「有効化」をクリックします。

⑤ reCAPTCHAとWordPressの接続をします。
「ダッシュボート」「設定」「reCAPTCHA」をクリックします。

- サイト鍵は、サイトキーのAPIキーをコピペします。
- 秘密鍵は、シークレットキーのAPIキーをコピぺします。
- バッジ位置は、「インライン」を選択します。
設定後は、「変更を保存」ボタンをクリックしてください。
⑥ WordPressの保護設定
次に設定タブの下にある「WordPress」をクリックし、WordPressの保護設定を行っていきます。設定後は「変更を保存」ボタンをクリックしてください。

これら4点の設定は、それぞれの状況や好みに合わせて設定してください。
↓ ↓ ↓ ↓
- ログインフォーム : WordPressにログイン時の保護
- 登録フォーム:登録フォームの保護
- コメントフォーム:設置しているコメントフォームの保護
- パスワード再発行フォーム : パスワードを忘れてしまった場合
⑦ お問いあわせフォームの保護設定
設定タブの下にある問い合わせフォームをクリックし、ContactForm7をクリックします。最後には、忘れずに「変更を保存」ボタンをクリックします。

⑧ お問いあわせフォームの保護確認

↑ ↑ ↑
お問いあわせフォームにこのようにreCAPTCHAマークが設置されていることを、ご確認下さい。
絶対ではないけど、入れておくと便利なプラグイン
1. Imagify Optimizer
画像を圧縮することで、サイトスピードを保つことができるのですが、ツールによっては、画像の質が落ちてしまうものもあります。
パワフルは画像圧縮なのに、画質が落ちないのが、これからご紹介するImagify Optimaizerになります。
Imagify Optimaizerは無料で使用可能な上限が月に25MBとなっています。 ブログ記事が少ない場合は問題ありませんが、日々記事を投稿しているとアッと今に25MBを使用してしまいます。
そこで私は、全ての画像を必ずTinyPNGを使い画像を圧縮してからメディアライブラリーにアップロードしています。これにより、Imagify Optimizerで圧縮できる画像の数も増加しますので、一石二鳥ですよ。
① 「ダッシュボード」「プラグイン」「新規追加」をクリックします。
➁ 「検索窓」に「Imagify Optimizer」と入力します。
③「今すぐインストール」をクリック「有効化」をクリックします。


① Imagify APIキーを取得
有効化が完了すると、Imagifyの設定画面が開きますので、ここでアカウント登録をしてAPIキーを取得します。
それでは、【1】の「SIGN UP, IT’S FREE」ボタンをクリックしてください。
下の画像の「今ここ」になります。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓

次にAPIキーを受け取るemailアドレスを記入し、「SIGN UP」 ボタンをクリックします。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓

登録したemailアドレス宛に、 APIキーが送られて来ますので、大切に保管しておいてくださいね。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓

➁ Imagify API キーを挿入
届いたメールの中に記載されているAPIキーを入れて接続していきます。
「I HAVE MY API KEY」 ボタンをクリックします。
下の画像【2】の今ここになります。

APIキーを入力する画面が表示されますので、先程届いたAPIキーをコピペします。コピペしたら、「 CONNECT ME」ボタンをクリックします。

画面が以下のようになったら、接続成功ですので、「OK」 ボタンをクリックします。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓

③ Imagify 設定
それではここからImagifyの設定に移ります。 先ず最初に、「Go TO SETTINGS」 ボタンをクリックします。
下の画像【3】今ここになります。

Imagify 一般設定
- 画像最適化レベル:画像の圧縮度を「NORMAL」「AGGRESSIVE」「ULTRA」の3段階から選びます。デフォルトのまま「AGGRESSIVE」でOKです。
- 自動最適化:アップロードした画像を自動で圧縮させるよう、チェックをいれていおきましょう。
- 元の画像をバックアップ:元の画像をサーバーに保管します。私はチェックをはずしました。
- EXIFデータの保管:EXIFデータは、画像に含まれるさまざまな情報(撮影した場所・カメラの種類・日時などの全ての情報です)を言います。チェックを外しておくことで、この情報は自動的に消去されます。個人情報保護のためチェックは外しておきましょう。

④ WEBPの設定方法
WebP(ウェブピー)は、Google が開発した画像形式ですが、Apple, Safariなどに対応できていないので、チェックは外しておきましょう。

⑤ Imagify Media Libraryの設定
この設定で画像の横幅の上限を決めます。これにより、アップロードした大きすぎる画像を小さくしてくれます。 デフォルトのまま2048pxでOKです。
次にWordPressで自動作成されたサムネイルのサイズを圧縮するか?決めていきます。 サムネイルは画像が小さいので、私は全てチェックを外しています。
注)この箇所にチェックを入れ、画像サイズを追加すると毎月の使用量にも影響がでますので、ご注意ください。

⑥ 表示オプション設定
ここにチェックを入れておくと、WordPress画面の上部にImagifyへのショートカットキーが設置されます。

設定内容を確認後「変更を保存」ボタンをクリックしてください。
これでImagifyの設定は完了しました、大変おつかれさまでした。
2. WP Revisions Control
それでは、ここからWPのリビジョンをコントロールするプラグイン WP Revision Controlについて図解を入れ詳細に解説していきますね。
先ずはじめにWordPressに備わっているRevision機能について解説をし、その後プラグインについての解説をしていきたいと思います。
WordPress に備わっているRevision機能について
WordPressには、リビジョン機能がついていて、あなたがリライトした記事を保管し、過去に遡って修正をすることもできますので、とても便利な機能だと言えますね。
ですが、一方で全てのリライト記事を保管しているので、データベースへの蓄積が貯まり、人によっては、200~300リビジョンのデータが蓄積した結果、サイトの動きが遅くなるリスクも抱えています。
こちらの画像を使い、WordPressに備わっているRevision機能を解説していきますね。
① 画面右側にある「⚙」「投稿」をクリックし、「〇件のリビジョン」をクリックします。この画像では「5件のリビジョン」となっている箇所です。

➁ 画面はこのような画面に代わります。
棒グラフにマウスを当てるとリビジョンした日時が表示されます。

修正前と修正後を比較して、リビジョンを復元するかどうかを決めます。

この機能はとても便利なものですが、一方で全てのリビジョンを保存すると、全てのデータをデータベースに蓄積する結果、サイトのスピードが遅くなるリスクもあります。
そこである一定数のリビジョンのみを保管する事ができるプラグイン「WP Revisions Control」を使用していきます。
それでは、ここから「WP Revisions Control」について解説していきますね。
WP Revisions Controlをインストール
①「ダッシュボード」「プラグイン」「新規追加」をクリックします。
➁検索窓に「WP Revisions Control」と入れます。
③「インストール」をクリックし「有効化」をクリックします。


WP Revisions Control 設定方法
WP Revisions Control の設定方法はとても簡単です。
①「ダッシュボード」「設定」「投稿設定」をクリックします。

➁ 保存数の設定
各項目ごとにリビジョンの保存数を設定していきます。
人によって保存数は少ない人で2、多い人では50とバラバラですが、私は保存数は全て「5」に設定しています。 設定後は、「変更を保存」ボタンを忘れずにクリックします。

空欄のままだと、自動的に全てのリビジョンを保存しますので、必ず数は記入しておきましょう。
また設定項目もお使いのテーマや挿入しているプラグイン等の状況によっても異なりますので、この画像と必ずしも同じにはなりません。
これでWP Revisions Controlの設定は終了しました。
最後に、あなたの記事のリビジョン数の確認方法を最後に解説していきますね。
レビジョンの数は、画面右側で確認する事ができます。
右側の画面を閉じている方は、 「⚙」「投稿」をクリックするとリビジョンの数が表示されます。

3. Websub/PubSubHubbub
Websub/PubSubHubbubとは?
ちょっと舌を噛みそうな長い名前のプラグインですが、このプラグインは、ブログ記事投稿・更新情報を迅速にGoogle 検索エンジンに通知するかなり優秀なプラグインだと思っています。
先ず、あなたが新記事を投稿した時に、いち早く検索エンジンに通知してくれるプラグインですので、それだけ早く検索エンジンにインデックス(認識)されると言う訳です。
インデックスさせる2つの効果的な方法は、
a. Websub/PubSubHubbubを使って自動で通知
b. Google Search Console に「URL」検査を利用し、手動で通知
私は、両方共活用しています。
Websub/PubSubHubbubの効果とは?
Websub/PubSubHubbubを使う効果は2つあると言われています。
a. あなたのサイト情報を迅速に検索エンジンに知らせインデックスさせる効果
b. スクレイピングの防止効果
ここでそれぞれa.とb.について解説していきますね。
a. あなたのサイト情報を迅速に検索エンジンに知らせインデックスさせる効果
検索結果に表示されるのが早ければ早いほど多くの人の目に触れる事が可能となりますので、それだけあなたのサイトが多くの人の目に触れる機会が増えると言うことになります。
b. スクレイピングの防止効果
サイトから必要な情報を収集・加工して新しい情報を作り出すプログラムをスクレイピングを言います。
英語では「Scraping」と書くのですが、日本語では「かき集める」が一番妥当な訳になるかと思います。
これって違法でしょう?そうなんですよね、誰かの記事を丸ごとコピーして加工して自分の記事だと言っているのですから。
そこであなたの記事をいち早く検索エンジンにインデックスさせることで、あなたの記事は「オリジナル記事」だと認識させ、継続の重複された記事を掲載しているサイトを不正とみなし、検索エンジンで上位に表示されない様に予防をすることができるんですね。
あなたの記事を検索上位に表示させるためにも、必要な策だと言えますね。
それでは、ここからWebsub/PubSubHubbubのインストール方法について解説していきますね。
①「ダッシュボード」「プラグイン」「新規追加」をクリックします。
➁「検索窓」に「Websub/PubSubHubbub」と記入します。
③「今すぐインストール」をクリックし「有効化」をクリックします。


「注意」とても良く似た名前のプラグインが多数ありますので、このアイコンまたは、作者名「Josh Fraser and Matthias Pfefferle」を 確認して下さい。
Websub/PubSubHubbubは設定不要のプラグインとなりますので、「インストール」「有効化」が終了と同時に設定も全て完了となります。
4. Broken Link Checker
Broken Link Checker の設定は、ほぼデフォルトのままで大丈夫ですが、サーバーに負担を掛けてしまう箇所は、事前に変更しておくことをおススメしますので、この記事の中でしっかりと解説していきますね。
①「ダッシュボード」「プラグイン」「新規追加」をクリックします。
➁「検索窓」に「Broken Link Checker」と記入します。
③「今すぐインストール」をクリックし「有効化」をクリックします。


Broken Link Checker 詳細な設定方法
a. 一般設定タブ

私が変更した箇所は、赤文字に変更しておきましたので、ご参照ください。
各リンクをチェック | 72時間ごと |
メールで通知 | ☑ 新たに検出されたリンクエラーについてメール通知を受け取る |
☑ 投稿内のリンクエラーについて作成者へメール通知を送る | |
通知メールアドレス | WordPressの一般設定で入力しているメールアドレスで問題なければ、空白のまま。 別のメールアドレスに送付したい場合は、受信希望のメールアドレスを記入します。 |
リンクの調整 | ☑リンクエラーにカスタム CSS を適用する (チェックを入れる) 取り消し線が表示されます。 |
☑ 削除したリンクにカスタム CSS を適用する (チェックを入れる) | |
☑ 検索エンジンにリンクエラーをたどらせない (チェックを入れる) SEOの評価を下げないために必要なので、チャックをしてください。 | |
提案 | □リンク切れに代わるものを提案する(チェックをはずす) |
警告 | 不確実または軽微な問題を「リンクエラー」ではなく「警告」として表示 この設定をオフにするとプラグインはすべての問題をリンクエラーとして報告します。 |
b. 含まれるリンクを探すタブ
チェックするリンクの対象を設定します。デフォルトのままでOKです。

何か変更した場合は、必ず「変更を保存」ボタンをクリックします。
c. プロトコル & APIタイプ
チェックする手段を設定します。こちらもデフォルトのままでOKです。

2. 高度な設定タブ
★ 「バックグラウンドで1時間ごとに実行する」のチェックを外します。
サーバーに負担を掛けないようにするために、チェックは外してください。
それ以外は、デフォルトのままでOKです。
最後に「変更を保存」ボタンを忘れずにクリックしてください。

これでBroken Link Checkerの設定は終了しました。
それでは、リンクエラーがあった場合、どうやってそのエラーを知る事ができるのか?を解説していきますね。
a. 登録しているメールアドレスに通知が届きますので、WordPressにログインして修正します。
b.ダッシュボードにリンクエラーの数字が表示されます。
それでは、「b. ダッシュボードに数字が表示されます」について詳しく解説していきますね。
①「ダッシュボード」「ツール」「リンクエラー」に数字が表示されます。

➁ 「リンクエラー」をクリックしてエラーを確認します。
表示される内容は、以下の4点になります。
- URL: リンク先のURL
- ステータス: リンクエラーの原因
- リンクテキスト: リンクのアンカーテキスト
- ソース: リンクエラーが生じている記事
③ エラーの修正方法
5つのタグから状況に合わせたものを選択します。「URLを編集」「リンク解除」「リンクエラーではない」「無視」「詳細」
ここでは「URL編集」を例にとって解説していきますね。
④ 該当するURLにマウスを当て、「URL編集」をクリックします。

⑤ リンク修正画面へ移動しますので、ここでリンクを修正します。

修正後に「変更」ボタンをクリックして終了となります。
設定は全てデフォルトのままで大丈夫なプラグインですが、先程も書きました様に、1ヶ所だけサーバーに負担を掛けてしまう設定があります。
この部分だけは、忘れずに変更しておいてください。
2.高度な設定タブの中にある、↓ ↓ ↓
★ 「バックグラウンドで1時間ごとに実行する」のチェックを外します。
これだけは忘れないでくださいね。↑ ↑ ↑
これで「あると便利なプラグインの設定」も全て終了となりました。
まとめ
必要なプラグインとあったら便利なプラグインは、設定までを解説していますので、かなり長くなってしまいましたが、設定は進みましたか?
不要なプラグインを入れたがために、WordPressに不具合が生じてしまった方を沢山見ています。
同じプラグインでも様々な環境下の違いでこのような事が起こると推測しています。
万が一不具合が生じた場合は、直前に導入したプラグインをまず削除し、様子を見る様にしてください。
Step 1 海外在住主婦向け無料ブログvsWordPressを解説
Step 2 海外在住主婦向けGmailアカウント作成方法解説
Step 3 海外在住主婦向けサーバー設定を解説
Step 4 海外在住主婦向け独自ドメイン取得を解説 (4&5は同一ページにて解説)
Step 5 海外在住主婦向けサーバーとドメインの紐付けを解説
Step 6 海外在住主婦向けWordPressインストール方法解説 (6&7は同一ページにて解説)
Step 7 海外在住主婦向けWordPressのテーマ「Cocoon」インストール方法
Step 8 海外在住主婦向けWordPress初期設定解説
Step 9 海外在住主婦向けプラグインを詳細に解説
Step10 海外在住主婦向け3つ固定ページを解説
Step11 海外在住主婦向けメニュー・サイドバーの解説
Step12 海外在住主婦向けCocoonの初期設定を解説(COMING SOON)