海外在住主婦向けWordPress初期設定解説

この記事では、WordPressをインストールした後にまず行って欲しい設定について解説しています。
これらの設定をまず最初に行うことで、しっかりとしたSEO対策にもなりますので、ちょっと面倒などと思わずに淡々と作業を進めて頂けたらと思います。

WordPress開設ステップ
  • step1
    無料ブログ VS WordPressブログ 
  • step2
    Gmailアカウント開設
  • step3
    レンタルサーバー(エックスサーバー)開設 
  • Step4
    独自ドメイン取得 
  • Step5
    サーバーとドメインの紐づけ
  • Step6
    WordPressのインストール 
  • Step7
    WordPressテーマ「Cocoon」のインストール 
  • Step8
    WordPress初めにやっておきたい設定 ←今この記事です!
  • Step9
    必要なプラグインの設定
  • step10
    最初に作っておきたい3つの固定ページ
  • step11
    メニューとサイドバーの設定
  • step12
    Cocoonの初期設定

WordPress初めにやっておきたい設定

1. SSL化設定


エックスサーバーであなたのドメインをSSL化しましたね。WordPressでも同様にSSL化をする必要がありますので、解説していきますね。


①WordPress 一般設定から設定します。

WordPressにログインした後、「ダッシュボード」「設定」「一般」をクリックし、WordPress アドレス(URL)とサイトアドレス(URL)の両方をhttpからhttpsへ変更します。「変更をまとめて保存」をクリックします。

WordPress ダッシュボード設定

↓ ↓ ↓

WordPress SSL化

「注意」エックスサーバー側で既にSSL化が終了していることが前提ですので、エクスサーバーサイドでのSSL化は終了させておいてください。


➁ Cocoonでの設定をします。

「ダッシュボード」「Cocoon設定」「その他」をクリックします。

☑内部URLをSSL対応(簡易版)にチェックマークを入れ、「変更をまとめて保存」をクリックします。

Cocoon ssl化

以上でSSL化の設定は終了となります。

2. パーマリンクの設定

SEO対策の一つとしてもこのパーマリンクの設定は、とても大切なものですので、ここでしっかりと解説していきますね。

パーマリンクとは?


Webサイト・ブログのページ毎に設定されるURLの事を言います。

WordPressの初期設定では、以下のような設定になっていると思います。
「ドメイン」「投稿日」「記事タイトル」または「ドメイン」「記事投稿番号」

https://abcxyz.com/2022/04/20/パーマリンクとは?
  ドメイン      投稿日     記事タイトル

           または

https://abcxyz.com/?p=123
        ドメイン          記事投稿番号

私は、ブログを開始した当時は何も知らずにいましたので、これで良いんじゃない?と思っていました。ですが、これではSEO対策に不利だと解り、すぐに変更しました。

それではどんなパーマリンクがおススメなのか?これから解説していきますね。

Googleが推奨するパーマリンクは、意味のある単語を使用する事とその単語を見た時に読者さんがすぐに記事内容を理解できる事、この二つに要約されていると思います。

パーマリンク4つの注意点

  1. 英単語がおススメですが、難しい場合はローマ字表記でも大丈夫です。
  2. 短めで簡潔にすること
  3. どうしても長くなる場合は、半角のハイフン「-」で区切る
  4. 記事内で使っているメインキーワードを入れること

それでは、順番に1から解説していきますね。

1. 英単語がおススメ

日本語表記の場合、読者さんがあなたのリンクをコピペしたりSNSで紹介した場合に、日本語は英数字と記号に変換されてしまいます。

となるとあなたのURLを見ても書いている内容を想像する事もできなくなってしまいます。

さらに、日本語が文字化けするだけでなく、WordPressのバージョンによっては、パーマリンクが正常に認識されずに、記事が見つかりませんと言うNOT FOUND 404 ERRORが発生してしまう場合もありますので、この問題を避けるためにも日本語表記は避けていきたいものです。

例えば、
https://abcxzy.com/パーマリンクのはりかた/

これがこのように変換されてしまいます ↓ ↓ ↓
https://abxyz.com/%A6%59%81%AD%23%BB%16%35%OB%88%………………..E7%77%BT%/


このようなリンクが貼られていても、一体何を書いている記事なのかも不明ですので、このリンクを開けて記事を読みたいとはおもいませんよね?

そこで推奨するのは、英単語を使ったパーマリンクとなります。

例えば、
https://abcxyz.com/permalink

2. 短めに簡潔にすること

Googleはユーザビリティをとても大切にしています。たとえば、余りにも長いパーマリンクだと一瞬で記事の内容を把握するのは難しいと思いますが、どうでしょう?


長いパーマリンクの例:
https://abcxyz.com/shoshinnshamukenikaisetushitapermanentlink/
「初心者向に解説したパーマリンク」ですがこのリンクは、読みずらいし、一体何を書いているのか?一瞬では判断できませんよね?

簡潔なパーマリンクの例:

abcxyz.com/permalink

これならパーマリンクの記事であることは明確だと思いますがいかがでしょうか?

3.  ハイフォン「-」で区切る

どうしても長くなってしまう場合もあるものです。そんな時は、半角ハイフォン「-」で区切ってパーマリンクを作成してください。

長いパーマリンクを半角ハイフォン「-」で区切ったの例:


https://abcxyz.com/shoshinnshamukeni-kaisetushita-permanentlink/
「初心者向けに-解説した-パーマリンク」この様に漢字で書かれていれば理解できますが、ローマ字表記でこれだけ長いと識別も大変ですよね。

ハイフォンで区切った例:

https://abcxyz.com/permalink-for-beginner/  または
https://abcxyz.com/permalink-beginner/

上記2つ場合、「permalink」「beginner」と言う2個の単語で、読者さんは
パーマリンクの話しを初心者向けに書いているんだと想像する事ができます。



4. キーワードを入れる

あなたの書いている記事のキーワードが幼児教育の場合、パーマリンクにこのキーワードを含めていきます。


https://abcxyz.com/child-education/

それでは、ここから実際にWordPressでの設定方法について解説していきますね。ここでもまた図解入りで解説していきますので、順番に見て行って下さいね。

WordPressのパーマリンク設定方法


① パーマリンク設定にアクセス

「ダッシュボート」「設定」「パーマリンク設定」をクリックします。

パーマリンク設定

↓ ↓ ↓

基本から投稿名に設定変更します。
忘れずに「変更とまとめて保存」をクリックしてください。

パーマリンク変更

➁ 投稿画面での変更方法

記事を公開する前(下書きの状態のとき)に、この変更をすることをおススメします。

画面の右側中央より下の部分にパーマリンクと言うタグがあますので、右端にあるをクリックします。

をクリックすると下の画像の真ん中のように日本語表記のパーマリンクが表示されます。     
          

日本語表記を英語表記に変更します。変更後は、必ず更新ボタンをクリックしてください。

パーマリンク変更


パーマリンク変更で気を付けること

あなたがこれからWordPressに記事を投稿して行くのであれば、問題はありませんが、万が一数記事でも記事を投稿・公開していたら、以下の問題点が考えられますので、パーマリンクは最初に変更する事をおすすめします。

A. 検索エンジン(Google)での評価がリセットされます。
あなたの記事が検索エンジン上位に表示されていても、パーマリンクを書き換えた事で一度リセットされ、評価も同時にリセットされてしまいます。

B. 既に公開している記事のパーマリンクも変更と同時に変更されます。
既にあなたの記事に内部リンクを貼っていたり、SNSなどで紹介している場合は、それらのリンクを新しく手動で変更する必要があります。


パーマリンクの設定が終わったら次の設定に移っていきましょう。
ここからは、「タイトル」と「キャッチフレーズ」についての設定方法について解説していきますね。

3. タイトル・キャッチフレーズの設定タイトルとは?

ブログタイトル・サイトタイトルは、検索エンジン的にも影響のある箇所ですので、しっかりと決めていきましょう。

一般的にタイトルにもキーワードを含める事がSEO対策として推奨されています。ですがここで問題が発生する場合もあります。

あまりにも不自然なタイトルになってしまう場合があります。

私の場合は、あれこれキーワードを考えましたが、極端に不自然なタイトルよりも比較的覚えてもらいやすいタイトルでさらにキーワートも含めて決めたのが、『幸せな老後のために』です。

キーワードが全く決まらない!そんな場合はどうするか?
そういう時こそ、あなたご自身の名前をつけて「○○ブログ」と言うタイトルもおススメです。

私の個人的な考えですが、タイトルにキーワードをゴリゴリに考えすぎて迷走しては、時間の無駄です!

それよりもあなたのブログ・サイトで何を発信していくのか?そしてそれが決まったら、その内容をより充実させることであなたのサイトファンを増やしていきましょう。

キャッチフレーズとは?


あなたのブログで発信するコンセプトをお知らせするのがキャッチコピーの役目だと思っています。タイトルでは伝えきれない部分をキャッチコピーで補う!と考えて頂ければ良いと思います。

ただし、ここでも忘れてはいけないこと、それはブログの内容とかけ離れたキャッチコピーはご法度です!

私のタイトルとブログのコンセプトは「幸せな老後のためにブログ初心者の人やシニアに向けてアフィリエイトに必要な情報をお伝えする」ですが、キャッチコピーを例えば、「スポーツの楽しさをお伝えします!」的なものや「里帰りで出産できない人のための便利グッズをお伝えします」だと全く内容も異なりますので、これはダメですよね。

タイトルやキャッチフレーズも新しいアイデアが浮かんだら書き換えれば良いので、余り深く考えずに、楽しみながらキャッチコピーを考えて下さいね。

4. ユーザーニックネームの変更

何故ユーザーニックネームを変更する必要があるのか?
結論から言うと、ハッカーからあなたのブログ・サイトを守る為セキュリティー対策にこのひと手間が必要となります。ですが、余りにも多くの人がユーザーニックネームを変更しないまま使用している事に大変驚いています。

WordPressのデフォルト設定では、ユーザー名(ログインする時に必要)=ユーザーニックネームとなっています。ブログを始める前に、ユーザーニックネームを必ず変更してくださいね。

① プロフィール画面にアクセスします。

「ダッシュボード」「ユーザー」「プロフィール」をクリックします。

ユーザーニックネーム

 ➁ ニックネームを変更します。

ユーザー名=ユーザーニックネームのままだと ハッカーに狙われ、あなたのWordPressに侵入されやすくなってしまいます。

ユーザーニックネーム2

5. ディスカッション設定

ディスカッションとは?

ディスカッションは、いわゆるコメント機能になります。
コメント欄の有無は、これからの記事を読んだ上でご自身で判断していただければと思います。

ディスカッションのメリットとデメリット

ディスカッションのメリットは、

  1. 記事へのフィードバックが得られる
  2. 記事への質問が得られる
  3. 読者さんの反応を知る事ができる
  4. 読者さんとのコミュニケーションの場となる


ディスカッションのデメリットは、

  1. 心無いコメントが届く
  2. スパムメッセージが届く

これらを考慮したうえでコメント欄の設定有無を決めて頂けたらと思います。

ここからは、あなたがコメント欄の設定設定方法の詳細を解説していきますね。

ディスカッション設定方法

①「ダッシュボード」「設定」「ディスカッション」をクリックします。

WordPressディスカッション設定



➁全体の設定

設定は以下の画像を真似してください。

WPディスカッション設定

それでは、それぞれの項目について解説していきますね。

デフォルトの投稿設定


□投稿中からリンクしたすべてのブログへの通知を試みる
あなたの記事の中で誰か他の人のブログ記事やサイトのリンクを紹介した時に、相手にその旨を伝えるかどうか?を決めるものです。通知をする場合は、✓を入れておきます。

□新しい投稿に対し他のブログからの通知を受け付ける
誰か他の人のブログやサイトであなたのブログ記事をリンクしたと言う通知を受けるかどうかの設定となります。通知を受ける場合は、✓をいれておきます。

□新しい投稿へのコメントを許可
あなたのブログ記事にコメントを受け付けるかどうか?を決める設定となります。コメントを許可する場合は、✓を入れておきます。

他のコメント設定

□コメント投稿者の名前とメールアドレスの入力を必須にする
この部分は、コメント欄を設置するのであれば必ず✓を入れておきましょう。
これは、名前をメールアドレスを記入しないとコメントが出来ない設定となっています。


□ユーザー登録してログインしたユーザーのみのコメントをつけられるようにする
あなたの運営するサイトがコミュニティーサイト系である場合、メンバーのみが投稿できる設定をするのも良いと思います。

その他は、数字の設定となりますので、それほど問題は無いかと思います。

自分宛のメール通知


□コメントが投稿されたとき
誰かがコメントを投稿した時に、あなたに通知が来る設定です

□コメントがモデレーションのために保留されたとき
投稿されたコメントに対して管理者であるあなたが内容をチェックしたり他の読者さんが評価したりすることをモデレーションと言います。

ここに✓をすると、記事にコメント、トラックバック、ピンバックがあるとWordPressからあなたの元に、モデレーションして下さいと言うメールが届くようになります。

コメント表示条件


□コメントの手動承認を必須にする

安全性重視?利便性重視?によっって異なってきます。
安全性重視であれば、ここに✓をいれておくと良いと思います。が同時にあなたが良く知っている読者さんのコメントもまた手動で承認する必要があります。

□すでに承認されたコメントの投稿者のコメントを許可し、それ以外のコメントを承認待ちにする
一度承認したコメントの投稿者は、次からの投稿は承認が不要となる設定です。

Cocoonでの設定方法


①「ダッシュボード」「Cocoon」「コメント」タグをクリックします。


画面下にあるコメント入力欄表示 〇常に表示
これであなたのブログサイトにコメント欄が表示されるようになります。

ここまでは、コメントを受け付ける人のための設定でしたが、ここからはコメントを受け付けない人のための設定を解説していきますね。

コメントを受け付けたくない人のための設定


①「ダッシュボード」「Cocoon」「投稿」タグをクリックします。


画面を下にスクロールすると「コメント設定」の欄があります。
↓ ↓ ↓
□コメントを表示する
この部分のチェックをはずすとコメントは非表示となります。

6. パンくずリスト設定方法

パンくずリストってなに?

パンくずリスト(Breadcrumbs list)は、サイトの構造をわかりやすくしたもので、読者さんが読んでいる記事がサイト内のどの階層に居るのか?を分かりやすく表示したものです。

パンくずリスト


↑ ↑ ↑ 
あなたもこのようなリンク(タグ)を見た事ありませんか?
これがパンくずリストとよばれるものです。

パンくずリスト設定方法


①「ダッシュボード」「Cocoon設定」「投稿」をクリックします。
画面の一番下の方にパンくずリスト設定タグがありますので、ここで詳細を設定していきます。

ぱんくずリスト設定COCOON
Cocoon パンくずリスト設定


実際にどの位置になるのか?実際にパンくずリストを移動させた画像をここに貼っておきますので、参考にしてください。

パンくずリストの配置 

 
〇表示しない - 文字通リ表示しません

〇メインカラム手前 

パンくずリスト メインカラム手前

  

〇メインカラムトップ

WPパンくずリストメインカラム



〇メインカラムボトム

WP パンくずリスト フッター


〇フッター手前

WP パンくずリスト フッター手前

パンくずリストの設置場所および、記事タイトルを含めるかどうかなどもご自身のお好みで決めて頂けたらと思います。

まとめ

WordPressを開設後にひと手間となりますが、これらの設定をしておくと後々の作業がとても楽になります。

作業が楽になるだけでなく、SEO対策にもなりますので、是非お早目に設定しておいてくださいね。

この記事で疑問な点や、ご不明な点などがありましたら、どんな些細なことでもお問いあわせよりお便りいただけたら必ずお返事させていただきます。

Step 1 海外在住主婦向け無料ブログvsWordPressを解説
Step 2 海外在住主婦向けGmailアカウント作成方法解説
Step 3 海外在住主婦向けサーバー設定を解説
Step 4 海外在住主婦向け独自ドメイン取得を解説 (4&5は同一ページにて解説)
Step 5 海外在住主婦向けサーバーとドメインの紐付けを解説
Step 6 海外在住主婦向けWordPressインストール方法解説  (6&7は同一ページにて解説)
Step 7 海外在住主婦向けWordPressのテーマ「Cocoon」インストール方法
Step 8 海外在住主婦向けWordPress初期設定解説
Step 9 海外在住主婦向けプラグインを詳細に解説
Step10 海外在住主婦向け3つ固定ページを解説
Step11 海外在住主婦向けメニュー・サイドバーの解説
Step12 海外在住主婦向けCocoonの初期設定を解説(COMING SOON)

タイトルとURLをコピーしました